2012年6月3日日曜日

鶴川写真集

ウチからわりと近くて楽しめる川といえば鶴川。今の僕にとっては葛野川のほうがラヴリーなのだが、ぢつは渓流釣りを始めた頃はよく鶴川に行っていたのでそのイメージもあって鶴川はわりとラヴリー。

例によってウグイマンとの釣行。今回は彼がウチに前日入りしてウチからの出発。前日に呑みすぎたので早起きがちょいとツラい。 僕は運転するので早朝には完全にアルコールが抜けるようにしていた。それでも荒れた胃がちょっとね。ま、とにかく出発。

ウグイマンがソロ釣行した時によさげなポイントを見つけたとのコトなのでまずはそこに行く。僕は行ったコトにない場所だった上に彼はなかなかいい釣果だったらしい。これは楽しみだ。

鶴川は水が綺麗でいいね
まずはこんなカンジのポイント。左下に見える落ち込みの下にデカくて深くてゆるやかなポイントがあったのでそこを狙いたい。

二人で行っているのでどちらがこのポイントを攻めるか、と思ったらウグイマンは仕掛け制作に勤しんでいる。僕はエサだけ付ければOKの状態だったので僕が釣るコトに。

おもむろにガン玉を確認し、エサを付けたら勝負開始。なんと1投目でいきなりヒット!なにやらデカいぞ。でもヤマメちゃんぢゃないっぽいぞ。というワケでいいサイズのニジマスが釣れた。バトルフィールドがちょいと狭かったのでそこだけ苦労したが、まぁとにかくまず1尾。

釣行最初の1投目で釣ったのは初めての経験だと思う。気持ちいいモンだね。この後釣れなくても気分的には全然OKっていう気がしてくる笑。ココんトコずっとファースト釣果がウグイマンだったのもあってかなり嬉しい笑

この日ウグイマンには別の予定が入っていたので昼過ぎには納竿の予定だったのだが、もう釣れたから帰ってもいいや笑。いやまて、できればホントはヤマメちゃんと逢いたいぞ。 あわよくばイワナちゃんとの逢いたいぞ。

ちょろっと釣り上っていくと何やら人がいる。ぐお、先客がいたのか。こりゃあ釣れないだろう。というコトでさっさと移動。と思ったのだが入渓してから間もなかったので体力が回復するまでちょっとだけ竿を出したり。なんせアキバ系なのですぐ疲れちゃうのだ。よえぇぜ笑

水の透明度は写真で見るより高いかな
 先客の邪魔にならないようにさらに上流に向かう。さすがに過酷な渓流を釣りながら歩くよりは舗装された道を車で走るほうが早いだろう。

というワケで移動完了。この写真は入渓点からちょいと釣り上ったトコで撮影。魚影もいっぱいだし、実際たしかに釣果は上がっている。

が、ぢつは最初のニジマス以外はなんだか小さいのだ。たまにキープサイズのヤマメちゃんが釣れてくれるのだが、なんつかギリギリのキープサイズだったりとかそんなカンジ。ちなみにこの日は最初のニジマス以外は全てヤマメちゃんとウグイだ笑

僕は常に針外しを携帯している。安物のなんかダサっぽいものが僕にとって使いやすいのでそればっかり使っている。これにはワケがあって、リリースのためなのだ。なるべくおさかなさんに負担をかけないように、ってコトね。大抵は素手でも問題ないけどイザって時のために常備。

お気づきの方もいるかもしれないが、ぢつは今回はおさかなさんの写真がない。このブログでおさかなさんの写真ナシで困らずに書けるかな、っていう実験と、今回は渓相の美しさを前面に打ち出した記事にしようという意図がある。が、素人のiPhone撮影ぢゃ限界があるってコトを知った汗笑

渓流釣りに興味を持つ人がいたらいいな
 というワケでこの写真なんかもぢつは全然釣り用の写真ではない。なんと手前が上流なのだ。つまり既に釣り終えた場所。太陽の位置や景色を考えるとこのアングルがベストだと思ったのだ。

でも今見直してみると左下の砂利がちょっと多いね。ちょっとづつ上手になればまぁいいか。っつかまずはおさかなさんのイカしたショットを撮るほうを練習したほうがいいような気もするが笑

美しい渓流をiPhoneで撮影しようとすると絞りの問題が顕著だ。水面が光りすぎるとそれに合わせて全体が超暗くなっちゃうのだ。で、たとえばこの写真なんかだともうちょっと上を狙うと今度は太陽が入ってきちゃう。上手い人は葉っぱで太陽からの直接光を遮ったりするんかな。さらに僕はiPhoneの画面をかなり暗い状態で使っているのでロクに確認できない笑。これは画面の明るさをその都度調整すればいいか。

この写真を撮るちょいと前に爆釣したポイントがあった。細い流れがあって、その流れが別の細い流れと合流して太く深くなってコーナーにぶつかっているという素晴らしいポイントだ。当然合流点からコーナーにかけて流したくなるよね。僕もそうだ。

流れがある程度早くて唐突に深くなってて…っていうポイントではその手前から流すコトになる。このポイントの場合は合流前の細い流れから流すってカンジだな。だがそこには思わぬ落とし穴があったのだ。

その細い流れを狙うと、合流する前にウグイが喰い付いてきやがるのだ。おいちょっとまてよ、僕が狙ってんのはそこぢゃないしお前ぢゃない。もっと下まで流したいんだってばよ。

これが1度や2度ではなく、連続7回チビウグイが釣れた。最大でも10cm程度。本命の合流まで辿り着けないまま諦めた。まぢで都内の真夏のプールかと思うぐらいのウグイ密度だったわい。

なんかもうね、釣ってリリースっていう気分ぢゃないのよ。 本命には辿り着かないし、ウグイのちっこいのばっかりだし、そんななので僕の脳内では「ツモ切り」っていう言葉がよぎってたよ。

脳内イメージに寄せて補正するフィルタが欲しい
 サイズにこだわってるワケでもないのだが、この日の釣行では満足いくサイズは最初のニジマスだけ。釣果としてはよろしくないんだけど、1投目で釣ったってのが最後まで尾を引いて、終始楽しかったわい。

この写真も「あーこういう景観はウチのとーちゃんが喜びそうだな」とか思いながら撮った1枚だ。コレもやっぱり反省点が残るな。やはり美術系はニガテだ。

体調やウェーダーが万全ではなかったのだが、寒すぎる雨とかもなく楽しく釣るコトができた。というかいつも楽しいのだが。釣果はそこそこだけど魚影もあったしちっこいのもいっぱい釣れたし、なんだか楽しいってカンジ。やはり最初の1尾が効いてるな笑

時間が迫ってきたので納竿。さぁ帰ろう!と思った時にちょうど雨が激しく降ってきた。ちょうどいいタイミングだったねーなんて言いながら車を出す。

あれ?なんかおかしいぞ?

…パンクしてた。左のリアがぺっちゃんこ。しかも土砂降り。しかぁし!レーサーの息子としては迅速に対応せねばなるまい。いやF1のピットみたいな早さでは対処できないけどさ笑

パンクは過去にも経験があるので特に問題もなくさっさとスペアタイヤに換えた。トランクが釣具だらけでスペアタイヤを出すのが面倒だったのと、昨今のホイルキャップの外し方がちょっと難しくなってて手こずったけど、慌てたり動揺したりってのはなかったので気持ち的には難なく終了。

後日修理しようとしたらムチャなパンクのしかたをしたらしく、結局タイヤ2本を交換するハメに。えらいカネがかかった、ひぃー。