で、ウグイマンに「八ヶ岳リベンジはどうよ?」と提案。前回の八ヶ岳は天候的にはかなり最悪だったのでマトモな状態の八ヶ岳を見てみたい、ってのもあった。が、やっぱ遠いし気合いが必要なので冗談半分の軽い気持ちで提案してみたのだ。そしたらウグイマンもノッて、結局八ヶ岳に行くコトになった。僕もウグイマンも、仕事でもこれぐらいのフットワークだったらもうちょっとマシな生活ができるかもしれん笑
八ヶ岳には釣りができる場所がいっぱいある。いくつかの候補をウグイマンが提示してきたのだが、僕としては尾白川に行ってみたかった。水が綺麗すぎる川だ。南アルプスの天然水のモトネタ。だが前回は普通に泥水だったので、是非綺麗な状態を見たい。
実際はもっと綺麗 |
もちろんおさかなさんから僕らも丸見えなのでいつもより慎重な釣行を求められる。
渇水は八ヶ岳でも同じだった。尾白川も水は少ないので川が細くて浅い。イワナがちなトコなので深くて岩の下とかに隠れてるかなーと思うのだが、そもそも深くて岩があるトコがあんまりない。僕としてはかなりのハイペースでぢゃんぢゃん川をのぼっていった。ココなら釣れるかな?と思えるポイントが少ないのだ。こりゃ来年もまた来てベストコンディションの時に勝負してみたいな。
スイスか?ぐらいの透明度 |
前述の通りこの川の水は南アルプスの天然水だ。だが川沿いの道の自販機に南アルプスの天然水が売っていた。それはどうなんだ。利き水でもしろってコトか?
水は綺麗だったのだが、途中まではちょいと曇っていた。上の2枚の写真は太陽が出てから撮影したものだ。太陽の光りが入るとまた一段と綺麗な川だ。朝寒かったので完全防備で、太陽が出たらすんげぇ暑かったのだがそんなコトは忘れるぐらいの綺麗さだ。もうね、観光客は遠くから川を眺めて満足なの?ってカンジ。ウェーダ着て観光したらいいよ笑 ←おさかなさんの邪魔はしないで欲しいが。
というワケで尾白川終了。あれ?おさかなさんは?とか聞かないでくれたまえ泣。アタリすらない完全ボウズだ。でも川が綺麗だったからいいのっ!と思いこみつつ移動。
ココの写真はナシ。尾白川が綺麗だったのでなんかもういいやって気分になってたのだ。もちろんこの川もとても綺麗だったのだが。ウグイマンのナビで次の現場に到着。ココでリベンジだ。…とその前にマーキング。いわゆるNGSってヤツだ。急いだらヘンな体制になっちゃって足がつりそうになった上にポケットからiPhoneが落ちて超ビビった汗
網の影でちょっとウグイっぽい |
そしてぢつは僕はイワナちゃんが好きなのだ。というか釣り味としてはヤマメちゃん(ココならアマゴちゃん)のほうがいいのだが、僕が狙うポイントがわりとイワナポイントなカンジなのだ。
普段でも気を抜くとうっかりイワナっぽいポイントを狙いがち。ウグイマンに「そこにはヤマメはいないだろ、いるとしたらイワナだけどこの辺はイワナはあんまりいないからなぁ」とか言われてから気付く。
だが今は「そこにはイワナがいる」ので釣れた。ちなみに今回の最終釣行ではノーアマゴだった。僕がいかにイワナっぽいポイントを狙っているかが浮き彫りになった気分だ。うぅ、持って帰って塩焼きにして喰ってから骨は焼いて骨酒呑みてぇぜ笑。まぁとにかく最初の1尾が出たので落ち着いて釣りを楽しめるモードに突入した。
さぁエンジンがかかってきたぞ |
できれば23cm以上ぐらいだとラヴリーなのだが贅沢は言えん。というか前回の八ヶ岳釣行では最大でも18cmだったと思うので、充分な釣果と言ってもいいだろう。
イワナちゃんはヤマメアマゴちゃんほど柄が特徴的なワケではないので、釣りながら「ぬ?ニジマスか?」と毎度ビクビクする笑。今回は水が綺麗ってのもあってわりと早い段階で何が釣れたかは判別できるけどね。でもなんだか釣れたイワナちゃん達はどれも元気がいい。アタリはちょいと小さめなんだけど、一旦バトルに入ったら結構な暴れっぷりで楽しませていただいた。
しばらく釣り上がってからまた移動。移動先にはCR推進区間っていう看板が立っていた。推進ってコトなので一応キープしてもいいけどなるべくCRでお願いね、ってコトらしい。リリースするのは別にいいのだが、キャッチできるかどうかが問題だ汗
撮影も適当だ |
…やっぱりバチってのは当たるモンだね。本日初のニジマスだ。ま、23cmでニジマスなのでバトルは楽しかったけどね。タモる時にいつも以上に手間取って僕のヘタレっぷりをウグイマンに見られてしまった、恥ずかしいぜ笑
それでもいわゆる釣りらしいバトルもあるし、キープサイズ以下のちびっこも全然出ないのでわりと楽しい。もうちょっと数が出てたまにビッグサイズが出れば完璧だが贅沢は言えないし僕のスキルの問題もあるのでコレで充分。でももっと楽しみたい笑
なんだか小さく見える |
このイワナちゃんを釣った時の心境としては「うし、ようやく安定して釣りを楽しめてるな」ってな気分だった。調子のいい時の心理状態だわな。
だが僕が調子が良くても爆釣するとは限らない。釣果ペースとしてはポンポン釣れるワケでもないのだ。となると必然的にデカいのを狙って釣ってみたくなったりする。
ぢつはこの時ウグイマンの体調が最悪だったのだ。前日までの仕事で疲労が溜まってた上に極度の睡眠不足。釣ってる場合ぢゃないんぢゃね?と思うほどつらそうだったのだ。なのでちょっと心配していたのだが、彼は川にいると元気一杯なので川では全然心配してなかった。
そしたらやっぱり疲れてるようだ、集中力がなくてあんまり釣れないとのコト。「お前のほうが丁寧に釣ってる」って言われた。僕のほうが丁寧に釣ってるコトなんてめったにないので相当疲れてるんだと思う。一応川でコケたりしないか心配しつつ僕は僕で存分に釣りを楽しんだ笑
追い打ちをかけるようにこの日のウグイマンは運も悪かったようだ。僕から見て僕とまったく同じかそれ以上の釣りっぷりでも釣れなかったりね。なんだか申し訳ない気分にもなったが、同じようなコトは僕にもあるしまぁいいか。
実際にはかなりデカい滝 |
この滝のすぐ下にいいカンジのポイントがあり、ウグイマンはそこで釣るコトに。僕は釣れなくてもこの滝に挑みたい、ってな気持ちになっていたので滝を攻めてみるコトにした。
まずは手前に見える2つの岩周辺を攻める。あちこちを攻めるにもこの岩を攻略してからでないと身動きがとれないからね。ってコトでざっと攻めて釣果ナシ。さぁ滝周辺を竿の届くかぎり攻めてみるぜ。
写真左側からテキトーに投げてみた。お、アタリだ。もっかい投げてみたらちょいと失敗してさっきと違うラインに乗ってしまった。お、ココにもアタリが。というワケで3回ぐらい違うラインを流してみて、どこでもアタる。さすがにそんだけ失敗してるので4回目には釣れた。
本日最大23cm |
楽しみすぎたので上記のどのラインでもアタってたトコは荒らし放題。その後は全然アタらなくなった。
下からウグイマンが「どう?釣れてる?」みたいなジェスチャをしてきたので満面の笑みで「ばっちりすぎ!」とジェスチャで返した。
滝の右側も攻めてみたのだがココでは全然アタらず。結局この滝ではこの23cmのみだったが、満足のいく釣りができてだいぶ幸せだ。
滝で釣れなくなったので僕はさきほどウグイマンが釣っていた本命ポイントとそのちょっと下流あたりを攻めてみた。既にウグイマンが釣ったトコなのでまぁ釣れないわな。彼が下流から戻ってきて滝を攻めるコトに。
彼が滝に向かった直後に本命ポイントの奥の方でまたイワナちゃんが出た。後でウグイマンにハナシを聞いたら「そのポイントだけちょっといい加減にしかやってなかった」とのコト。惜しいなぁ。すまんが釣ってしまったよ。既にだいぶ暗くなってたので写真はナシ。あとはウグイマンの滝釣りを見学するだけでいいや、と思ったので納竿して滝に移動。
ウグイマンは終始残念だったが「まぁこんな日もあるわな」ぐらいの状態。全く釣れなかったワケぢゃないしね。ただそれがラスト釣行だったってのがね。僕も悔しくなる。が、今日とか明日とかには行かないぞ笑
というワケで今シーズン最後の釣行は八ヶ岳、僕はかなり楽しめた。来シーズンはどうすっかなぁー。